過去ログ - 股間から竜が生まれた話
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5:名無しNIPPER
2017/05/05(金) 11:59:15.87 ID:8DsDoAX50
昼食を食べたら買い物にでも行こうと思った。
ぼろぼろになったテニスシューズを買い替えようと思ったのだ。
シャワーを浴び、着古したポロシャツを着る。

昼食は簡単なサラダを作った。料理をしているとき、冷蔵庫の中のビールの本数が残り少なくなっていることに気付いた。
以下略



6:名無しNIPPER
2017/05/05(金) 12:00:21.99 ID:8DsDoAX50
どうせならいっぺんに用事を済ませてしまいたい。
明日も休みなのだし、明日車で出かけよう。
今日は残り少ないビールを開けてしまうことにしようと思った。

ただ出かける準備だけはしてしまっていたので、散歩には出かけることにした。
以下略



7:名無しNIPPER
2017/05/05(金) 12:01:06.70 ID:8DsDoAX50
外に出てみると、本当に気持ちのいい陽気であった。

窓から見た空は素晴らしいものであったし、外に出たら気持ちはいいだろうなとは思っていたけれど、それを上回るものだった。
出来立てのカップヌードルに陰茎を差し込んで痛い目をみたあのときとは違う予想の裏切られ方をした。
雲と空のコントラストが美しく、初めて空を見上げたかのような感動にとらわれた。
以下略



8:名無しNIPPER
2017/05/05(金) 12:02:19.29 ID:8DsDoAX50
公園に行くと、たくさんの小さな子供たちが遊びまわっていた。
そしてそれを見守る母親たちは、彼女らの役目を全うするでもなく井戸端会議に盛り上がっている様子で、こちらに気づいてもいないふうだった。

僕は藤棚の下のベンチに腰を掛けて、藤の屋根の隙間から覗く空を眺める。
空は広くとも、僕に割り当てられた空は手のひらほどもなかった。
以下略



9:名無しNIPPER
2017/05/05(金) 12:05:47.63 ID:8DsDoAX50
そのままじっと小さな空を眺めていると視線を感じた。
母親たちは、彼女らの職務を思い出したらしい。
ぼろぼろの靴を履き、よれた服を着ている僕は不審者たる資格を十分に満たしているらしい。
居たたまれなくなって、その場を後にした。
藤棚を介さずに見上げた空は大きく、そしてきれいだった。
以下略



10:名無しNIPPER
2017/05/05(金) 12:06:59.12 ID:8DsDoAX50
空を見上げながら自分の家に帰る途中、空を泳ぐものが見えた。
魚を模したそれは、この時期に掲げられるものだった。

大きな口を開け悠遊と空を泳いでいる。
一体何を考えているのだろう。
以下略



11:名無しNIPPER
2017/05/05(金) 12:08:23.39 ID:8DsDoAX50
そう考えると無性に腹が立った。
犯してめちゃくちゃにしてやりたいと思った。
そう思ったから、その家の塀をよじ登り、ベランダまで這い上がる。
相変わらず魚たちは一切僕のことを気にしている様子はなかった。

以下略



12:名無しNIPPER
2017/05/05(金) 12:10:28.59 ID:8DsDoAX50
白ならシミになってもわからないだろうという現実的な判断力を持って僕はその中の一番上の竜を犯すことにした。

いきり立つ自分のブツを取り出し、大口を開けたそれに突っ込んだ。
その瞬間、風が強く吹き、僕のそれを優しく包み込んだ。

以下略



13:名無しNIPPER
2017/05/05(金) 12:11:06.45 ID:8DsDoAX50
出された精液は竜に飲み込まれ、そのまま後方から吐き出されていった。
初夏の日差しに、反射した精液たちはキラキラと輝きながら風に運ばれ、空を泳いだ。
反射する光はまぶしく、光り輝く鱗のように見えた。

力強く、流れる川のようにうねる精液は、一匹の竜のようにも見えた。
以下略



14:名無しNIPPER
2017/05/05(金) 12:12:02.91 ID:8DsDoAX50
精液は、勢いを増し、牙を持ち大きな爪を形作った。
風は竜に付き従い、大きなうねりとなった。
そして竜はそのまま空のかなたに飛び去って行った。

竜を見届けてから僕は帰路についた。
以下略



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