過去ログ - あずき「肇ちゃんのはじめてのお相手」
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38:名無しNIPPER[saga]
2017/05/08(月) 08:26:11.04 ID:q+4xppbV0
気のせいかな? プロデューサーさんの後ろに見えてる釣り竿が、大分しなって糸も引っ張られているような……。



「プロデューサーさんっ!」
以下略



39:名無しNIPPER[saga]
2017/05/08(月) 08:27:16.22 ID:q+4xppbV0
プロデューサーさんの格闘風景を見ること、1分くらい。



「釣れたー! 釣れた、釣れたぞー!!」
以下略



40:名無しNIPPER[saga]
2017/05/08(月) 08:28:21.97 ID:q+4xppbV0
「あれは確か……ウミタナゴ、でしたかね。お刺身にすると美味しいそうですが」



再び、あずきと肇ちゃんは肩を並べて海を見る。潮のにおいが鼻をくすぐってきて、朝の陽ざしが温かい。
以下略



41:名無しNIPPER[saga]
2017/05/08(月) 08:31:24.95 ID:q+4xppbV0
「だいじょぶだいじょぶ! 肇ちゃんとあずきなら、この前みたいによさげなお魚釣れるって!」

「……そうですね。時間も余裕がありますし、のんびり待ちましょうか」


以下略



42:名無しNIPPER[saga]
2017/05/08(月) 08:32:37.87 ID:q+4xppbV0
ビシッ! そんな音が聞こえそうな、力強い手ごたえがあずきの竿を震わせた。



「きっ、た、かも! これ来ちゃったかも、肇ちゃん!」
以下略



43:名無しNIPPER[saga]
2017/05/08(月) 08:33:43.96 ID:q+4xppbV0
「…………あれ?」

「あら……」

「……逃げられ、ちゃった?」
以下略



44:名無しNIPPER[saga]
2017/05/08(月) 08:35:10.11 ID:q+4xppbV0
そんなこんなで釣り糸を垂らし、魚もかからず餌だけ取れたり、二人で延々待ちぼうけたりと時間が経って。



「もー! 感触だけがよみがえったって意味がないよぉー!」
以下略



45:名無しNIPPER[saga]
2017/05/08(月) 08:36:19.71 ID:q+4xppbV0
ここへ来てから1時間と30分。タイムリミットの目安は2時間で、あずきも肇ちゃんも成果ナシ。

そんな中で、同じく釣りに来ていたプロデューサーさんはと言うと。


以下略



46:名無しNIPPER[saga]
2017/05/08(月) 08:38:30.54 ID:q+4xppbV0
「はー、楽しい楽しい。そっちは釣れてないけど、あれかな。今更だけど場所変わろうか?」

「けっこうです」


以下略



47:名無しNIPPER[saga]
2017/05/08(月) 08:41:24.96 ID:q+4xppbV0
そんなプロデューサーさんとのやりとりを聞いて、肇ちゃんは何かを考えるように言う。



「演技であっても、あずきちゃんのあずきちゃんらしさは変わりませんよ」
以下略



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