過去ログ - あずき「肇ちゃんのはじめてのお相手」
1- 20
9:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 22:58:44.23 ID:RlCZT1EP0
朝早くに出てきた甲斐があったのだろうか。街の道路は、ちょっとごみごみしているけれど静かで結構いい気分っ。

あずきたちのいる空間には、車内オーディオが流すCDとプロデューサーさんの鼻歌が響いている……。


以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:01:51.66 ID:RlCZT1EP0
よぉし。あずきも、頭の体操を兼ねて会話に混ざってみようっと!

空もだんだん白んできて、お日様も目を覚ましそうな時間帯! そろそろちゃんと起きないと、お寝坊さんになっちゃうからね。


以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:07:42.93 ID:RlCZT1EP0
そういう感じで、車に揺られてしばらく経って。

目的地である、海つり公園へあずきたちは到着したのであった。


以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:10:23.87 ID:RlCZT1EP0
「なんだよ二人ともぉ……。せっかく早起きしてきたのに、寂しいじゃないか……」

「そ、そんなことないですよ! 私たち楽しみでここに来たんですから!」 

「め、目指せ大物です! ね、あずきちゃん?」
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:14:38.74 ID:RlCZT1EP0
こんなに微妙で痛々しい雰囲気になったのも、きっと朝の静けさのせいだろう。

それを紛らわせたかったからか、あずきたち三人はせかせかと急ぐように釣り道具を取りに歩いた。


以下略



14:名無しNIPPER[sage]
2017/05/05(金) 23:19:23.01 ID:QrjNp1HGo
海釣り公園参考

https://i.ytimg.com/vi/wBeKKOA-mHs/maxresdefault.jpg


15:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:19:25.01 ID:RlCZT1EP0
「ここって、有名なポイントなんですかね。私たちも、釣れるでしょうか」



疑問形の語尾。それでも、肇ちゃんの瞳は朝の日差しに負けないくらいキラキラだ。
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:22:44.67 ID:RlCZT1EP0
「早朝から楽しめて、いい写真を撮るチャンスもできて、飯の種にもなるんだから釣りっていいよなぁ」



もう釣った気分でいるのかな。
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:28:31.94 ID:RlCZT1EP0
「それって、腕のいい一部の釣り人さんの話じゃないですか? アナゴなんかは、続けて釣れることもあるそうですけど」

「夢がないのはつまらないぞ〜? ……ま、初心者でもフッコなんかが釣れるそうだし十分大物だよ」


以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:34:44.67 ID:RlCZT1EP0
そうして歩いて、気付いたら海の上。

横目で見える、海面は風に揺れている。さすがに、橋は風で揺れてない……よね?

いつのまにやら、あずきたち三人、陸から離れた桟橋の先に立っていて…………。
以下略



67Res/42.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice