過去ログ - 五十嵐響子「私から私へ」
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10: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/05/14(日) 17:48:40.12 ID:X2MsgMn40

「お、おはよう、響子。」

「あ……おはよう、ございます…。」

その悲しい日の次の日。プロデューサさんは、必死にいつも通りにしようとしてるけど、私はまだまだダメで。プロデューサーさんのことを少し避けちゃうんだ。

「響子ちゃん、響子ちゃん。こっちこっち。」

「…ちひろさん?」

そんなとき、ちひろさんが私に声をかけてくれたの。

「ちょっと、これを見てみて。」

そう言われて、ちひろさんのスマホの画面をのぞき込むとね。

『やっぱり、俺おかしいんでしょうか?』

「…プロデューサーさん?」

「この前…といってもだいぶ前、相談を受けて…これは、その時の映像。」

『どうしてですか?』

『だって…俺はプロデューサーなのに…自分より何歳も年下の、担当のアイドルを好きになっちゃうなん…ちょ、ちひろさ、ちひろさん!なんで撮っ』

そこで、動画は不自然に終わっちゃうけど、それよりももっと、気になることがあって。

「プロデューサーさんはね、響子ちゃんの事が好きなの。」

「…へ?」

「証拠はこれ、もう一回見ます?」

「い、いえいえ!」

プロデューサーさんが、私のことを好き?




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