過去ログ - 魔王♀「食べちゃうぞー!」勇者の母「食べないでください!」
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15:名無しNIPPER[saga]
2017/05/15(月) 00:31:16.75 ID:sscDpbIG0
甘くてとろける百合バス書いたものです。
魔王と少女編とか、見たい人いますか……?


16:名無しNIPPER[sage]
2017/05/15(月) 00:36:05.92 ID:PSA2upbFO
とっとと書け太郎


17:名無しNIPPER[saga]
2017/05/15(月) 00:46:13.86 ID:sscDpbIG0
>>16
ハムゥ


18:名無しNIPPER[saga]
2017/05/15(月) 00:51:37.97 ID:sscDpbIG0
百合って書かずに書き出したんですが、読んで下さってる方、こっからの百合展開大丈夫ですか?


19:名無しNIPPER[sage]
2017/05/15(月) 01:03:27.61 ID:Q9dsoj8X0
はたからそのつもりだ


20:名無しNIPPER[saga]
2017/05/15(月) 22:02:33.94 ID:FYM8qCG/0
10年後――。


勇者、勇者よ。

以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2017/05/15(月) 22:08:57.12 ID:FYM8qCG/0
空から真っ逆さまに落ちている気分で、少女は目を覚ましました。

どうされましたか?

狼が少女に問いかけます。
以下略



22:名無しNIPPER[saga]
2017/05/15(月) 22:29:59.03 ID:FYM8qCG/0
少女はしぶしぶ、狼の背中にまたがりました。
文句は続きます。

でもね、私より魔王の方が幼いじゃない。
私よりも、魔王が勉強をした方がいいと思う。
以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2017/05/15(月) 22:39:21.31 ID:FYM8qCG/0
人里に続くけもの道の終点に着きました。
狼は木々の影に隠れ、そこに少女を降ろします。
少女は諦めたようにお礼を述べました。
狼は、帰りは魔王が迎えに来ると言い去って行きました。

以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2017/05/15(月) 22:49:08.89 ID:FYM8qCG/0
馬車の一番後ろに座っていた、そばかすの男の子がヨロヨロと立ち上がり、少女に手を差し伸べます。
走る馬車に追いつき、彼の手を取るのは簡単ではありません。
少女はとにかく無我夢中で走りました。
自分は、魔王や狼と違って、どうしてこんなに遅いのだろう。
そんなことを思いながら、少女は足を動かしました。
以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2017/05/15(月) 23:23:58.03 ID:FYM8qCG/0
教室に入ると、先生に大目玉を食らいました。
厳しい人で、少しでも遅刻すると誰に対しても同じように叱りました。
少女にとっては魔王よりも狼よりも、この先生が一番恐い存在でした。

よろよろと、端の方の席に座ります。
以下略



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