過去ログ - ハルヒ「あたし達はずっと一緒なんだからね」
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2:名無しNIPPER
2017/05/15(月) 21:06:38.15 ID:9RCp8azH0


「有希っ。ちょっと、おいてかないでよ」


以下略



3:名無しNIPPER
2017/05/15(月) 21:17:00.40 ID:9RCp8azH0
「置いて行かないで欲しい」それは先行くもの対して置き去りにされた側がいう言葉 。

 状況からみて涼宮ハルヒが私に対し、そう言葉をかけるのは当然と言えるし、なにも不思議に思う所はない。
 私自身、彼女の主張に正当性を認めている。つまり異論などはない。ただ――

以下略



4:名無しNIPPER
2017/05/15(月) 21:30:33.55 ID:9RCp8azH0
 情報統合思念体によって造られた対有機生命体コン タクト用ヒューマノイド・インターフェースである長門有希はこの肉体が消滅しても
意識は存在し続ける。大元である情報統合思念体に文字通り統合され、永遠に近い時を揺蕩うことになるだろう。
 それはきっと変わらない未来予想図。異時間同位体との同期を解除した私にとって確実な未来を知るすべはないが
涼宮ハルヒの監視が終われば私の任は解かれることになる。

以下略



5:名無しNIPPER
2017/05/15(月) 21:46:02.20 ID:9RCp8azH0





以下略



6:名無しNIPPER
2017/05/15(月) 22:00:19.40 ID:9RCp8azH0
 涼宮ハルヒと彼の喧嘩とも呼べないじぇれあい。それを朝比奈みくるが止めようと努力し、最終的に微笑を浮かべた古泉一樹が仲裁を行う。
 いつもの光景、平和な何事もない日々。ふと、この日常が永遠に続くかのように錯覚してしまう。
 それは「ずっと続いてほしい」という、私の願望がそうせるのだろうか。
 以前、涼宮ハルヒが夏休みを延々とループさせたことがあった。当時の彼女と似た心理状態にあるのかもしれない。
 
以下略



7:名無しNIPPER
2017/05/15(月) 22:08:31.84 ID:9RCp8azH0

「当たり前でしょ」
 


以下略



8:名無しNIPPER
2017/05/15(月) 22:18:10.58 ID:9RCp8azH0
「どうしたの有希。具合でも悪いの?」
 
「……大丈夫」

「本当に?」
以下略



9:名無しNIPPER
2017/05/15(月) 22:28:09.79 ID:9RCp8azH0
 ――合理的な選択、と理解しているのに……。
 今の私はこのエラーと向き合いたいと考えている。だから、出来れば機械的に処理したくはなかった。
 

「有希」
以下略



10:名無しNIPPER
2017/05/15(月) 22:42:22.59 ID:9RCp8azH0
「手、つなぎましょう」

「……」

「ほらっ」
以下略



11:名無しNIPPER
2017/05/15(月) 22:57:00.44 ID:9RCp8azH0
「有希はあたしが見つけた最ッ高にカワイイ無口キャラなんだから絶対に離したりなんかしないわ」

「……」

「だから置き去りになんかしない。 皆もそう、あたし達はずっと一緒なんだからね、有希!」
以下略



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