過去ログ - ハルヒ「あたし今、ブラ着けてないのよね」キョン「奇遇だな。実は俺も着けてない」
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1:名無しNIPPER[sage]
2017/05/20(土) 21:00:15.45 ID:0X8kYMXt0
あっと言う間に春が過ぎ、梅雨に入る前に初夏の陽気が訪れた、そんなある日のこと。

その日、休日ということもあって朝飯も食わずに惰眠を貪っていた俺の平穏な日常は、けたたましい呼び鈴の音によって台無しにされた。

ハルヒ「遊びに来たわよっ!」

お袋も妹もいつの間にか何処かへ出掛けてしまったらしく、いつまで経っても鳴り続ける呼び鈴の音に耐え兼ねた俺が仕方なく玄関で来客を迎えると、そこには涼宮ハルヒが佇んでいた。

ハルヒ「なにあんた、まだ寝てたの?ほんっとだらしないわね。シャキッとしなさいっ!」

開口一番に有難い小言を吐き捨てたハルヒは、寝ぼけ眼で意外な来客に驚愕を禁じ得ない俺に喝を入れると、ズカズカと我が家に上がり込んできた。本当に遠慮を知らない奴だ。
文句を言う暇も与えず、勝手知ったる他人の家状態でマイホームを闊歩するハルヒの後ろに、住人である筈の俺が付き従う。実に奇妙だ。

ハルヒ「あら?お母さんも妹ちゃんも居ないの?てことは今日はあんた1人でお留守番?」

キョン「そのようだな。と言っても、俺も今起きたばかりだから何処に行ったのかは知らん」

ハルヒ「なら、羽目を外しても平気かしら?」

キョン「何をするつもりだ、何を」

家の中に俺以外居ないことを知ると、ハルヒは怪しい笑みを浮かべて不穏なことを言う。
そんな傍迷惑な来訪者の様子に辟易としながら、俺は招かれざる来客を自室に通した。

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2:名無しNIPPER[sage]
2017/05/20(土) 21:04:48.22 ID:0X8kYMXt0
キョン「……そろそろ帰ってくれないか?」

ハルヒ「嫌」

ハルヒが訪れてから小一時間。
以下略



3:名無しNIPPER[sage]
2017/05/20(土) 21:04:54.52 ID:yYscn0jWo
ハルヒSSか


4:名無しNIPPER[sage]
2017/05/20(土) 21:06:26.54 ID:0X8kYMXt0
その衝撃的な一言に、俺は硬直した。
一応断っておくが、断じて下ネタではない。
硬直したのはもちろん股間ではなく、思考だ。
固まった頭脳は、一瞬の空白を取り戻すかのように猛烈に高速回転を始める。
それと同時に視線がハルヒの胸に……はっ!
以下略



5:名無しNIPPER[sage]
2017/05/20(土) 21:07:58.84 ID:0X8kYMXt0
ハルヒ「前々から頭が足りない奴だとは思ってたけど……まさかこれほどとは思わなかったわ」

キョン「ノーブラのお前には言われたくない」

ハルヒ「なに照れてんのよ?」
以下略



6:名無しNIPPER[sage]
2017/05/20(土) 21:09:11.05 ID:0X8kYMXt0
どうだ!?
膝枕をさせたのが仇となったな!

部屋着のスウェットを一枚隔てて、自分の頭が乗せられたすぐ傍に、俺のイチモツがあると聞けばいかにハルヒとて冷静ではいられまい。
奇声を上げて飛び起きるのを待ち望む。
以下略



7:名無しNIPPER[sage]
2017/05/20(土) 21:10:43.57 ID:0X8kYMXt0
あらぬ方向から苦情を……
いや、この場合『陳情』と言うべきか。
とにかく、大層不満げなハルヒの文句に頭痛を感じて、こめかみを揉んでいると、下方向から何やら神妙な声で、おかしなことを呟かれた。

ハルヒ「……ノーパン仲間だと思ったのに」
以下略



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