過去ログ - 提督「ラブレターの日だから、吹雪に手紙でも書くか」吹雪「ちょっと」
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◆yJGN1SPTmzFo
[saga]
2017/05/22(月) 23:27:47.05 ID:HPtuRaSh0
提督「右も左もわからない私に、吹雪は優しく仕事の手順を教えてくれた」サラサラ
吹雪「私、ここにいるんですけど?」
提督「そして、出撃となれば勇ましく先陣を切り、深海棲艦を沈めていく姿は何よりも私にとっては頼りになるものだった」サラサラ
以下略
3
:
◆yJGN1SPTmzFo
[saga]
2017/05/22(月) 23:28:21.62 ID:HPtuRaSh0
提督「そんな吹雪に、改めて伝えたいことがあります」スラスラ
吹雪「全然改まっていないですけど、なんですか」
提督「それは……この手紙を読んでもらえればわかると思います」スラスラ
以下略
4
:
◆yJGN1SPTmzFo
[saga]
2017/05/22(月) 23:29:28.91 ID:HPtuRaSh0
提督「あ? なんだ、いたのかよ吹雪」
吹雪「あっ、いつもの司令官が帰ってきた」
提督「俺はどこにも行ってねーだろ、頭の中が煤で汚れてんじゃねえのか。煙突掃除でも雇え」
以下略
5
:
◆yJGN1SPTmzFo
[saga]
2017/05/22(月) 23:30:01.86 ID:HPtuRaSh0
陽炎「…………」(実はずっといた)
初月「…………」(実はずっといた)
陽炎「ああいう風にしかできないのかしら、あの人。相当にアレよね」
以下略
6
:
◆yJGN1SPTmzFo
[saga]
2017/05/22(月) 23:30:58.66 ID:HPtuRaSh0
バタン
吹雪「まったく……呼び出されたと思ったら、本当に何だったんだろ」
初雪「あ……お帰り……吹雪……」
以下略
7
:
◆yJGN1SPTmzFo
[saga]
2017/05/22(月) 23:31:52.18 ID:HPtuRaSh0
吹雪「そういうのじゃないからっ。……何考えてるのかわかんないけど、私の目の前で音読しながら書いてたの」
初雪「へー……それはそれは……」
叢雲「なかなか珍しいタイプののろけじゃない」
以下略
8
:
◆yJGN1SPTmzFo
[saga]
2017/05/22(月) 23:32:20.88 ID:HPtuRaSh0
吹雪「……」
吹雪「…………?」
吹雪「………………!?」
以下略
9
:
◆yJGN1SPTmzFo
[saga]
2017/05/22(月) 23:33:10.10 ID:HPtuRaSh0
「吹雪へ。手紙なら言いにくかったことも言い放題だと思って書いたぜ」
「お前が着任してすぐの時、自分の羊羹がなくなったって騒いでたよな。あれ、喰ったの実は俺なんだわ。悪いな」
「それから、休日に急に出撃を入れた日。あれ、俺が急にキャバクラに行きたくなっちまったんだよ。お前がいるとうるさいからな。ついつい魔が差した」
以下略
10
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/05/22(月) 23:33:56.47 ID:ugGe/SUuo
草生える
11
:
◆yJGN1SPTmzFo
[saga]
2017/05/22(月) 23:34:27.80 ID:HPtuRaSh0
吹雪「………………」プルプルプル
初雪「何か……吹雪が変……ふるえてる」
叢雲「感極まって泣いてるとか」
以下略
12
:
◆yJGN1SPTmzFo
[saga]
2017/05/22(月) 23:35:23.95 ID:HPtuRaSh0
吹雪「殺す……泣いても喚いても許さない……」ガチッ ガチャン ガチャン
初雪「ぷっ……くっ、ふふふっ……これ……ふふふふ……」
叢雲「ふ、ふふ、はは、あはははは! これはまさに傑作ってものね!」
以下略
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