過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」咲「重力には負けないもん!」
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773: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2018/01/03(水) 21:30:32.85 ID:Tm0vudP3o

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゛=!_    \ `ー-、_  _/       「家庭教師?」
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 ボソリと呟かれた言葉を聞き逃さない。

 先程までの強気な透華はおらず、モジモジと身をくねらせるのみだ。


 「ああ、ハギヨシさんの頼みってそういうことですか。

  って言っても俺じゃ年上の勉強なんてわかりませんよ。

  そもそも頭良くないですし」

 「そこは気にしていませんわよ。

  そもそも京太郎……さんの役目はそうではありませんから」

 「えぇ……」

 「私は見ての通り、一般市民の生活がわかりませんわ。

  しかしそれでは原村和に勝つことはできないことを認めるしかないのです。

  ですからーー私に一般的なコミュニケーションを教えて欲しいということですわ」

 「まぁ俺にできることならいいんですけど……」

 「ふふっ、ハギヨシが信頼する男性ですもの。

  自信を持ってくださいな」

 「お、おおっ」


 そう言われるとなんだかむず痒くなる。

 自分が一般的なコミュニケーションを教えられるかはともかく、ハギヨシに信頼されているという事実が嬉しい。

 何かを教えた経験はないが、同世代のコミュニケーションは逆に何も知らないくらいがいいのだろう。

 というわけで、この異常な状況を無理やり飲み込むのであった。



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