112:名無しNIPPER[saga]
2017/09/04(月) 21:38:27.41 ID:0AW4qNkn0
「……」
「もしかして、あーんって知らない?」
113:名無しNIPPER[saga]
2017/09/04(月) 21:39:06.89 ID:0AW4qNkn0
えへへー、と彼女が嬉しそうに笑う。
「写真とか、撮らなくていいのか?」
114:名無しNIPPER[saga]
2017/09/04(月) 21:39:55.52 ID:0AW4qNkn0
「今日ね、遅くなっちゃったのは文化祭のクラス展示について話し合ってたからなんだ」
「……放課後まで?」
115:名無しNIPPER[saga]
2017/09/04(月) 21:40:26.21 ID:0AW4qNkn0
「随分とベタだな」
「そりゃ、中高生なんてそんなものでしょ」
116:名無しNIPPER[saga]
2017/09/04(月) 21:41:07.36 ID:0AW4qNkn0
奈雨も……こんなふうに笑うんだ。
なんて、拙い感想が頭にぽーっと浮かんだ。
「どうして、クラスのみんなは奈雨にやらせたがるの?」
117:名無しNIPPER[saga]
2017/09/04(月) 21:42:10.84 ID:0AW4qNkn0
「お兄ちゃん、もう食べ終わっちゃった」
奈雨の手元を見る。パンケーキをすでに完食してしまっていた。
118:名無しNIPPER[saga]
2017/09/04(月) 21:42:51.96 ID:0AW4qNkn0
「……じゃあ、遠慮なくいただきます」
「うん、食べろ食べろ」
119: ◆9Vso2A/y6Q[saga]
2017/09/04(月) 21:43:17.74 ID:0AW4qNkn0
本日の投下は以上です
120:名無しNIPPER[sage]
2017/09/04(月) 22:17:48.97 ID:6HHn0OQLo
乙
121:名無しNIPPER[saga]
2017/09/07(木) 00:48:35.69 ID:OqD0+WRY0
【実践あるのみ!】
家に帰ると、佑希がソファですやすやと寝息を立てて眠っていた。
テーブルの上の書置きによると、父さんは泊まりで仕事で、母さんはもう寝入ってしまったらしい。
122:名無しNIPPER[saga]
2017/09/07(木) 00:49:28.40 ID:OqD0+WRY0
それでも自然とメモ帳に落書きを描きはじめていた。
……というのも単純な理由で、絵を描くのはだいぶ好きなほうだから。
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