736:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:19:49.56 ID:YvRDjLe80
俺は答えないまま部屋に上がる。
ベッドは大荒れだった。
掛け布団、落ちてる。枕、抱きしめてる。奈雨、半分床に落ちてる。
737:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:20:25.31 ID:YvRDjLe80
「顔洗ってこいよ」
「ん、わかった」
738:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:21:18.06 ID:YvRDjLe80
「奈雨って愛されてるな」
「そうかな?」
739:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:23:30.61 ID:YvRDjLe80
【繋ぎ方】
少し余裕を持って家を出て、地下鉄に乗って零華との待ち合わせ場所へと向かう。
740:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:24:34.76 ID:YvRDjLe80
噴水の近くのベンチに本を読みながら座る零華を見つける。
「遅れてごめん」と俺が言う。
「はー、待ちました待ちました」と手をはらう。
741:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:25:35.13 ID:YvRDjLe80
「奈雨がいいなら」
「いいよ」
742:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:27:09.62 ID:YvRDjLe80
【責任】
零華が一歩先を歩いて、俺と奈雨がその後ろを歩く。
743:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:28:03.35 ID:YvRDjLe80
「お兄ちゃんは、これとこれのどっちが好き?」
質問がわかりやすい。選んできて、と言われないのはすごくありがたい。
自分の服のセンスについては沈黙せざるを得ないが、彼女から提示される二択ならぎりぎりいけなくもない。
744:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:29:25.34 ID:YvRDjLe80
「先輩ってこういう服似合いますよ」
奈雨を待っていると、零華が近くにあった服を俺の前に出してきた。
745:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:31:57.09 ID:YvRDjLe80
「詳しく! 詳細ぷりーず!」
「落ちつけよ」
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