766:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 23:20:29.28 ID:YvRDjLe80
「……待つ必要ある?」
「いや、わたしの買ったもの持ったままですし」
言われて、自分の持ってきた荷物を横目で見る。
電話がかかってきて急いで階段を上がったし、それ自体が黒い袋だったから、彼女の服を持ってあげていたのを思いっきり忘れていた。
「それに先輩の様子がおかしかったので、ちょっと気になってですね」
大丈夫ですかー、と肩をポンポン叩かれる。
昨日から何かあるたびにボディータッチされるけど、こういうところが男を勘違いさせるのでは……。
いや、でもこの子は奈雨ちゃんスキーだしな。男に興味ない可能性もなくはない。
そんな俺の心中を察したのか、彼女は慌てて手を離す。
気恥ずかしさをごまかすかのようにストローを咥えてちゅーちゅーと飲み物を飲む。
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