882:名無しNIPPER[saga]
2017/12/22(金) 17:09:20.91 ID:i0ByN4Ty0
「お、しゅかちゃんがいれば心強いね!」
「いや、」
883:名無しNIPPER[saga]
2017/12/22(金) 17:10:26.98 ID:i0ByN4Ty0
……あ、これは。
「あのさー、午前中からずっと訊きたかったんだけど、あの子は胡依ちゃんのなんなの」
884:名無しNIPPER[saga]
2017/12/22(金) 17:11:55.72 ID:i0ByN4Ty0
「本当に?」
「強いて言うなら、胡依先輩のおさわりの被害者……?」
885:名無しNIPPER[saga]
2017/12/22(金) 17:12:47.14 ID:i0ByN4Ty0
「つべこべ言わずやるの!」
「……」
886:名無しNIPPER[saga]
2017/12/22(金) 17:13:22.54 ID:i0ByN4Ty0
だとすれば、その『ただ』では済まない状況に置かれたのは間違いないだろう。
「この部活のナントカって人とは大違いですね」
887: ◆9Vso2A/y6Q[saga]
2017/12/22(金) 17:13:51.43 ID:i0ByN4Ty0
今回の投下は以上です。
888:名無しNIPPER[sage]
2017/12/22(金) 18:48:47.47 ID:gPbnD761O
おつ!
889:名無しNIPPER[saga]
2017/12/28(木) 15:28:15.23 ID:xOgRNUoX0
【果て】
夜半、冷たい風にでもあたろうかと、部室を出て階段へと向かう。
廊下から覗く景色はほぼ真暗闇で、微かな月明かりのみが周囲の様子を伝えてくれている。
890:名無しNIPPER[saga]
2017/12/28(木) 15:28:50.01 ID:xOgRNUoX0
お兄ちゃんは悪くないよ、と奈雨は言った。
奈雨自身も、佑希に対して何か思うところはあったのだろうと思う。
それまでの言動からしても、あの時の表情や声音、佇まいからしても、二人はどう頑張ったところで相容れないということはわかっていた。
891:名無しNIPPER[saga]
2017/12/28(木) 15:29:32.15 ID:xOgRNUoX0
そこまで考えて、それはさすがに俺の意地の悪い思い込みか、彼女を悪く見すぎていると感じた。
前々から思っているように彼女の言動は、全て俺に返ってくるものであるから。
でも、もう無理なのかもしれない。
892:名無しNIPPER[saga]
2017/12/28(木) 15:30:08.43 ID:xOgRNUoX0
家に戻る気にはなれなかった。
どうしてだろう、と思う。
きっかけを作った奈雨に何かをしてくるかもしれないと思ったから?
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