897:名無しNIPPER[saga]
2017/12/28(木) 15:34:58.14 ID:xOgRNUoX0
「でも、しゅかちゃん教えるの上手かったでしょ?」
「それは……はい、すごく」
「なら良かったじゃん」と胡依先輩はギターのボディを撫でながら言う。
「どこまで進んだんだっけ?」
「漫画ですか?」
「うん、そうそう」
「……えっと、とりあえずネームは描き終えました。
全部で十二ページなので、萩花先輩が立ててくれた今日分のところまでは、なんとか」
「おー、そっか。あ、プロット読んだよ。白石くんらしいし、早く絵を描いたのも見たいな」
「……善処します」
「……うん。えと、プレッシャーかけてるとかじゃなくてね? 純粋に楽しみっていうか、期待も込めてっていうか」
胡依先輩は、愛想笑いに失敗したような、少しだけ取り繕った笑みを浮かべた。
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