過去ログ - オール安価でまどか☆マギカ 21
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912: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2018/01/21(日) 20:37:05.09 ID:N96rTWRR0

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「あーもー!なんだってあたしが喧嘩の仲裁なんかしなくちゃならないのよ!」

「ホントなんなのよ『魔法少女』って。力持った途端なんでああなるの? 自分の事しか考えない幼稚なやつばっかだし!」

「あたしだって佐倉には文句言ってやりたいくらいよ!」


 ストレスを発散するように結界の中で暴れ回る。

 魔女を一刀両断に引き裂いて結界を消すと、長い髪を一撫で手で整えて変身を解除する。


「こんな格好知り合いに見られたら恥ずかしくてしょうがないし……」

「――……見られたんだった。あーあ、マジで黒歴史だわ……しかも同行したいとか言い出す始末だし」


 ふとそう遠くない光景を思い出す。


「……同行は絶対無理。ああいうことあったら尚更守れるとは限らない」


 同じ制服が通りがかって魔法少女は顔を上げる。

 ……途端、その顔は不機嫌さを増す。


織莉子「小巻さん、御機嫌よう」

「話しかけてこないでよ。折角無視してやろうと思ったのに」

織莉子「だって、今私のこと見たでしょう?」

「こんなとこで何してるのよ」

織莉子「いいえ、なんにも」


 織莉子はにこりと微笑んで通り過ぎていく。

 ……その『ムカつく』姿が無性に気になって、【小巻】はお節介な忠告を叫ぶ。



「――あんまりうろうろしてないで真っ直ぐ家帰ったら?」

「あとこの前言った通り、絶対契約しちゃ駄目だからね!危険だし、あたしも厄介増やしたくないんだから!」


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