過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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名無しNIPPER
2018/03/07(水) 02:06:00.88 ID:zYtc8nL20
冷蔵庫には本当にカレーの材料しか入っていなかったので、
昼食の材料を買いに行く班と、家事などの担当を決める班に分けることにした。
料理は致命的に下手だけどお菓子作りが趣味の理亞さんを中心にした昼食班。
材料を買いに行かせればカレーの材料を買ってくる朱音さんを中心にしたシフト班。
私はシフト班に所属し、成り行きを見守ることに決める。
昼食を買いに行くメンバーは厳正なる審査の結果、理亞さん、エヴァリーナちゃん、朝日ちゃんに決定。
比較的常識人の二人がいれば、エヴァちゃんが羽目をはずすことはないと思われる。
シフトは社会人経験があって料理のセンスが致命的にない善子ちゃんを頼った。
最初こそみんな平等に家のことを担当させようと思ったけど、管理人のつもりなら仕事してと言われたので
大抵のことは私がやることになった。解せない。
一人に仕事を押し付けたらシェアハウスの意味が無いのではないでしょうか皆様……。
昼食では焼きそばを頼んだのにスパゲッティーを買ってくるという致命的なミスがあったものの
比較的美味しくできたのではないかと思う。
――今度はきちんとメモを渡そう。
キャベツと豚肉ともやしが入ったパスタを食べながら、私は会話を切り出した。
「ところでみんな、レッスンはしているの?」
全員の一日のスケジュールを把握することはとても重要だ。
仕事をさせようとして、その時間に空きがないと言われれば困ってしまうし
なにより現役女子高生に二人には学校がある。
せめてレッスンの時間だけは確保して理亞さん以外の四人の実力を上げなければ――そう考えてのことだった。
「私はしてる。というか昼にはハニワプロに行くし」
五人の中では平均的に仕事があって、優等生な理亞さんの無難な回答。
「澤村さん」
「はい?」
「この統堂朱音にレッスンなんていう下賤なものが必要だと思いますか?」
根拠はないけど自信は満々の劣等生、朱音ちゃんは斜め上の回答。
ひとまずこの子は練習に参加させることからはじめないと、うん。
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