過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
1- 20
780:名無しNIPPER[sage]
2018/10/18(木) 20:16:24.38 ID:6vPWxeOdo
 思えば、
 μ'sのときにはA-RISEの本番前の様子なんて見たことがなかった。
 どんな思いでステージに上り、
 どんな思いで私たちに破れたのか。
 勝負事なら勝ち負けがある、
 それは神のみぞ知る、私たちが手を出す道理じゃない。
 全力を尽くす、ただそれだけ。
 ただただ後悔をしないように、
 振り返った時にいい思い出にするために。
 まあ、第二回ラブライブ予選(東京大会)がツバサ当人にいい思い出だったかなんて、
 いくら空気の読めない私でも聞けないけれど。

「エリー……プロデューサーに伝えて。
 何があっても止めるな」
「……私、彼女と交信する手段がないんだけど」

 亜里沙の発言は姫ちゃんを通じて、私に絶えず届いてくるけれど、
 私からのメッセージは電話でもなにかしない限り妹には届かない。
 ただ、手段は一つ。
 絢瀬絵里がパシって彼女が控える準備室に駆け込めばいいだけ。
 誰もがみんな、私を使い捨ての駒みたいな扱いするけど、
 一応、このステージで一番偉い人の身内なんだからね?
 かと言って私の待遇が最底辺なのは分かりきってるので、
 涙を飲んで控室から駆け出した。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
984Res/926.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice