過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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810:名無しNIPPER[sage]
2018/10/18(木) 20:54:34.04 ID:6vPWxeOdo
「聞いてください。
 私たちは今まで皆様のために準備をしてきました
 いたらない所があれば直します。
 やめろと言われれば仕方ありません。
 誰かのためにと言っても、誰かのためにならない時がある
 それは分かっています

 でも、
 でも、
 それが、あなた達のその態度が
 頑張った人間に対する答えだったとしたら!
 私は絶対にそれを許さない!」

 いの一番に飛び出していきそうなツバサや、海未、ことりといったメンバーは、
 その他の面々に取り押さえられてる。
 顔を伏して泣いている花陽とか、ルビィちゃんや、花丸ちゃんと言った子もいるけど、
 ステージの参加者のほとんどは穂乃果と同じように怒りを見せている。

 高まるブーイングに物怖じせず、
 今までの人生で見せたことがない、そんな恐ろしい表情で。
 穂乃果が、みんなが怒ってる。

 ――のが、ステージ脇にいる私に本当は見えるはずがないだけれど、
 なんだろう、なんだか、手に取るように分かってしまう。

「ごめんなさい和木さん、ちょっと支えててもらっていいですか」
「医者の娘としてアドバイスしますが
 本来なら、あなたは今すぐ病院に駆け込まないと死にます」
「……でも、行かないと」
「まあ、私は医者の娘ですが医者ではないので――
 別に絢瀬絵里が死のうと、私は知ったこっちゃありませんからね」

 などといいつつ、私に肩を貸してくれる和木さん。


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