過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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886:名無しNIPPER[sage]
2018/11/01(木) 21:14:49.58 ID:f8AG1Ktz0
 たしかにこのときのツバサさんの言葉はその通りで。
 でも――当時のヒナのレベルからすれば、あらゆる努力を重ねた所で
 UTXで活躍することはかなわかったと思うんです。
 ただ、いざ退学になるかもという算段になった時にはお姉ちゃんもツバサさんも、
 ヒナのために全力を尽くしてくれたので――
 その時のことを思うと、私は胸が本当に苦しくなってしまうのです。
 私は友人のようなふりをして、まったくこれっぽっちも役に立てなかったから。

「孤独な野良犬を手懐けるのはどうしたら良いのだ?」
「動物学者にでも聞きなさい」
「野良犬同士何かわからないのことはないのか?」
「――それを言ったら離れてくれる?」

 約束するって、ヒナは言ったけど。
 そのアドバイスを希さんに伝えて――希さんとお姉ちゃんは親友同士となり。
 勢いでツバサさんに二人して報告に行ったら、バカなのあなた達って言われて。
 その後私たちは友人と言っても良い間柄に落ち着いた。
 ただ、ツバサさんとの関係はお姉ちゃんには秘密であったので、
 色々と苦労した面というのは数多くあったのはここで白状しておきます――。 


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