過去ログ - オール安価でまどか☆マギカ 25
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53: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2018/08/20(月) 22:54:21.03 ID:Csv0zB+h0


 意味深な言葉を言う織莉子に、何を言ってるのかわからないとばかりに不審がるキリカ。

 織莉子はこの場の誰もいない場所に向かって声をかけた。


織莉子「キュゥべえ。まだ話は終わっていないわ。ほら、キリカさんも用事があるかもしれないし――」

織莉子「ところで貴方、マミさんの前にはいつ姿を見せるの? 彼女、落ち込んでいるんじゃないかしら?」

キリカ「は?」


 思わず聞き返す声が上がるが、そこには変わりのない姿があった。


QB「……用はあるかい?キリカ。使い切ったグリーフシードがあるなら今もらうよ」

キリカ「いや、だって! あの時目の前で……!」

織莉子「私は一足先に視えていたのよ、“この力”で」

織莉子「幸い、キュゥべえには代わりがいくらでもいる。記憶も意識もそのままだわ。これで安心してくれたかしら?」




織莉子『どこに行くの? 勝手な行動はやめなさいね』

織莉子『……これは命令よ。私が見込んだのは貴女の“そんなところ”じゃない』


織莉子『次に行くところは決まったわ』


――――


QB「家を知るくらいにまでなっていたとは。ずいぶんキリカと仲良くなったんだね」

織莉子「……――――そうかしらね。招かれざる客なら、教えた覚えもないのに外にたくさん来ているけど」

QB「……そんなに有名なのかい? 君の家は」


――――
――――


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