過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
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名無しNIPPER
[saga]
2018/12/06(木) 21:26:15.43 ID:LffsrmXp0
「理亞には辛く当たりました――
自分の不出来さを棚に上げて、いつまでも大きく成功しないのは
あなたのせいだと思って」
「いえ、そう思われても仕方ありません。
亜里沙さんと出会うまで、本当に堕落しきっていましたし」
「……ごめんなさい、あなたが本当にやる気を出した理由
私は知っていたの。でも……認められなかった……
まるで自分がすごくないのだと言われてしまったようで……認められなかったんです」
成人向けゲームにドハマりしている間に同期のアイドルが成功を重ね、
後輩にすら追い抜かれ、聖良姉さままでが使えないやつ扱いをされていた日々。
使えないというか、歩夢さんが来るまで姉さまの動きに合わせられる人がいなかった
というのが正解なんですが。
Aqoursでラブライブを優勝したという触れ込みでやって来ていたルビィも鳴かず飛ばずで、
あの世代の人間はみんな失敗だなという扱いを受けていたころ、
正直な話、私は結構疲労を重ねていました。
ゲームで徹夜していたからではなく、聖良姉さまに引っついて
呼ばれてもいないのに現場に行ったり、出番が終わるまでずっと待っていたり。
私自身も売れてないんですが、姉さまもマネージャーの代わりに妹が引っ付いているという
つまりは、仕事は持ってくるけどあとは自分でなんとかしろ扱いをされていて、
面倒――うん、面倒を見ていたというのが正解だったのだと思います。
いつまで続くんだろうこんな日々って憂鬱になっていて、
亜里沙さんと会う日だっていうのに、現実から逃げ出したくて大遅刻し、
眠くて機嫌が悪かったから口が過ぎて、喧嘩を重ね、
よくもまあ見捨てられなかったものだと私自身のことなのに笑ってしまいそう。
姉さまは亜里沙さんに私の面倒を見て欲しいと頼み、
実際、その手腕に載っかることによってルビィともども多少売れ始めた。
その認識しかしておられないと思っていましたが。
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