過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
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120:名無しNIPPER[saga]
2018/12/06(木) 21:25:47.31 ID:LffsrmXp0
「驚かないで聞いて貰いたいんだけれど、
 実は私はここまで一人で来たの」
「それはその……歩夢さんや亜里沙さんの補助無しで
 お一人でここまでいらしたということですよね?」
「ええ、自分でも驚いています。
 一人で家を出て、電車に乗って、歩いてここまで来ました
 カメラもいませんし、歩夢もついてきていません、彼女は岐阜の実家です」

 ということは我が家の賢い犬の補助もつけず、
 本当にお一人でここまでいらしたということ。
 財布も忘れず、Suicaだって使い、身なりをきちん整えて、
 今日日小学校高学年だってできそうなことを聖良姉さまがこなしたということ。
 アイドル以外のことはできないと言われていた姉さまが――
 思わず感極まって泣きそうになりましたが、
 変なことは考えるのはよしなさいと言われたので自重。
 姉さまは洞察力も身につけられたようです。

「SaintSnowとして活動し、高校卒業後――
 すぐにでもデビューさせたいという芸能事務所はいました
 正直、私はできると思ったんです、とても恥ずかしいことに」
「姉さまは私のことを待っていてくださいました」
「ええ、待っていたつもりだったんです
 実際は理亞がいなければ何もできない人間だったと言うに」

 自宅から近い駅から東京に一本で行けると思っていた姉さまは、
 事情を知らない駅員さんに東京行きの電車はどこですかと問いかけ、
 東京というのが道内にないことに気が付かれてしまいました。
 神田明神でAqoursのみんな(3年生組欠席)に出会いましたが、
 あの時に姉さまは寝起きで、半分くらい意識が飛んでいたのはここだけの秘密。
 姉さまが迂闊にもこっそり立ったまま寝てしまったから、
 意識をそらそうとムーンサルトしたのはここだけの話。
 意味もなくドヤ顔で飛んでいたわけじゃないんです――。


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