過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
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221:名無しNIPPER[saga]
2018/12/22(土) 19:51:13.28 ID:0qrvKHZY0
 真摯な態度で私や海未の行動を尊重してくれる。
 自分や海未が手を取り合って協力するというのはお互いのメンツを叩き潰すことになり、
 共通の敵でも出現すれば別だろうけれど、おそらくそんなことはないはず。
 とはいえ、自分が折れることができるかと言われればそれはありえない。
 賽は投げられた以上は時流に沿って行動する他ない。
 抵抗をしたところで絢瀬絵里に何ができるとは思えない。

「これは独り言、耳に入れてくれるだけでいいから」
「強引ね――貸し一つだからね?」

 少しだけ表情が緩んだ真姫が想像できた。
 本当に貸しであるのなら、こちらとしても過去の出来事を例に取り、
 あのときのこととつらつらと語ってしまおうかと思う。

「私たちは海未の関わるアイドルたちには負けられません
 そのためには真姫の作る曲が必要なの
 
 歌詞はまだ誰かに頼むか――」
「提案があるのだけれど」

 反応をしてくれたということは、私の言葉を耳に入れてくれたということ。
 条件は付けるけど好意的な返答をしてくれたことに私自身にできることならと思いながら言葉を待つ。

「歌詞はあなたが作ってみて」
「真姫の曲には釣り合わないかも知れないわよ?」
「私の曲に見合う歌詞であれば協力を考えましょう――ふふ、
 でも、ぶる〜べりぃとれいんみたいな歌詞を作ったら張り倒すからね?」
「ことりにすら不評だった黒歴史を引っ張り出さないで」
「安心して、張り倒すのは和木さんだから」


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