過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
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292:名無しNIPPER[saga]
2019/01/05(土) 19:36:16.31 ID:PK/oh1WM0
 人の好意に応えることが出来ないハーレム系ラノベの主人公になった気分です。
 考えを保留し、ややもすれば私が想いに応える気がないのも承知した上で凛が協力してくれるのは如何ともし難い。
 一度真面目な懇親会は取りやめ、出てくる料理に舌鼓。
 空腹では考えもまわらない、思いのほか疲労している自分にも気がつき、
 にこがこの場になぜ参加しているのかという問いをしなかったのを思い出しました。

「すみません、ニコが協力してくれる理由を聞いていませんでした」
「恥ずかしいことに、私も気がつかなかったのよ――絢瀬絵里が自分の想定外に
 μ'sの中心にいるっていう現実に」

 ニコ自身が忙しいというのもありましたが、
 私や真姫といった面々とは違い、希やにこは一時的に絵里から距離を取りました。
 
「あいつ、学生時代だった頃からツバサさんに付き合って遊び歩いて、
 お酒を飲んだりするようになってからは飲み会も主導したでしょ?
 腑抜けたって思ったのよ、絵里は変わったって、正直がっかりしたって」
「……」

 落胆をするということは、元よりにこが絵里を高く評価していたことの証左。
 絵里自身が撒いた種とは言え、高校時代のクールな絢瀬絵里を知っている人間が、
 変わったと評することは何の不自然な理由もない。
 真面目な性格のにこがニートをして働く素振りすら見せない絵里を悪く言うのは、
 仕方ないと言うよりも当たり前です。
 本当に見た目で言えば、家でのんびりして何もしてないようにしか。

「気づいたの、たまにお酒を飲むと……あいつ、私のこと妙に分かってるのよ
 どこで何をしてて、どういう生活を送ってて、ほぼほぼ把握されてる。
 それが私一人ならともかく、μ'sのみんなやツバサさんのことも」
「そういえばそうでしたね? 見合い話の件は知らなかったですが」


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