過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
↓
1-
覧
板
20
529
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/03/05(火) 20:06:43.54 ID:tft65Zrg0
「とても残念なことに、私にはヒナを怒る理由はないのよ?」
「オトノキがもう廃校寸前であっても?」
「”私たち”はもう、オトノキの卒業生でしかないから」
μ'sが過去のあらゆるループにおいて、
史上最高のスクールアイドルとして評判――。
身の丈に余る思いも抱えてしまうし、
実際でそうであったのかは著しく疑問ではあるのだけれど。
でも、仮に自分たちがそれほどの存在であったのならば、
廃校の危機に瀕した際にお呼びがかかったり、
そうでなくても事前に私以外のメンバーが動くはずである。
勘ではあるけど、私よりも前に過去のループでの記憶が蘇っている――
希以外の子が存在するはず、彼女は気づいていなかったけど。
十中八九、花陽は全てを把握しつつ凛との生活を楽しんでいると思う、
過去においては辛い目にも遭ったし、私やよっちゃんを殴り倒したい
と思っているかもしれないでもないし。
でも、そんな花陽であるとか、穂乃果あたりがオトノキの廃校を知っても、
私や希といった生徒会の仕事に精通し、
立場的にも助けを求めたかもしれない現役生にアドバイスを送るくらいのことはできる人たちに何も言わない――
それはおそらくつまりはそういうこと。
「ヒナ、変わったことはなかった?」
「匿名でメールが来たのだ、助けになりたいって」
私が話題を変えて欲しいと察したヒナが、
こちらに気取られないように誠心誠意努力しつつ。
匿名で来るということは私の知り合いである可能性が高い、
メールの文面を見たけれど、
とても残念なことに誰かと特定できる材料は隠していた。
おそらく社会人としての経験がある人間であろう
それくらいは鈍い私にも分かる。
人を見る目に関しては私よりも数段上にいるヒナが大丈夫と判断し、
朝日ちゃんもその人と合流して連れてくると言っていたそうなので、
ツバサや私よりも先にその人と話す腹づもりではあったらしい。
おそらく朝日ちゃんも私たちが過去を取り戻していたので、
つい嬉しくなって作業を忘れちゃったんだと思う、それくらいのポカは多い子だし。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
782Res/1154.89 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ! -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1542800613/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice