過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
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519:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/04(月) 20:27:21.07 ID:x5hn4Fkn0
 沼津駅から三島の駅に向かう。
 新幹線の停車駅などろくに知らず、新横浜か小田原から乗り換えるんだろうなんて考えていた私を、
 ツバサが大きな溜め息と一緒に罵倒の言葉を吐きつつ、手を取って誘導してくれた。
 まるで小さな子どものようではあったし、恥ずかしい想いを抱えてしまったんだけども、彼女自身にも意図はあった模様。
 ややもすると金髪外国人にも見える私を風除けに使い、
以下略



520:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/04(月) 20:27:57.70 ID:x5hn4Fkn0
 新幹線が発車してからしばらく、
 次は小田原に停車するとのアナウンスを聞き届け、
 いつもの通りお酒や爆食いで憂さを晴らすことも出来ないので、
 とりとめのない、聞く人が聞けば創作か何かであるような、
 過去において自身が聞いた私の話をすることにした。
以下略



521:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/04(月) 20:28:36.67 ID:x5hn4Fkn0
 電子世界では理亞の自筆は再現できないものの、
 私の書いたお手軽な璃奈ちゃんは簡単に表すことができた模様。
 彼女の心の動きによって表情がリンクするトンデモ技術は、
 実情を知らない人間にとっては、璃奈ちゃんが必死こいて動かしている
 なんて言われることもあるけど――。
以下略



522:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/04(月) 20:29:12.52 ID:x5hn4Fkn0
「絢瀬絵里を模したアンドロイドが設計されて、
 人間に反乱を起こしているとか」
「10秒で鎮圧されてしまいそう」
「さすがに絵里じゃないんだからもうちょっと保つでしょ」

以下略



523:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/04(月) 20:29:38.93 ID:x5hn4Fkn0
 久方ぶりにやってきた秋葉原駅は人で溢れていた。
 何度も訪れた電気街の方の片隅にヒナタプロジェクトは存在し、
 両親から独立したい願望があった私は別の駅近のアパートを借り、
 そこから常に出勤していた過去がある。
 以前までのように自社ビルの中に開発室がある贅沢仕様ではなく、
以下略



524:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/04(月) 20:31:59.19 ID:x5hn4Fkn0
 私の知る理事長が今もなおその職に付き、
 廃校を上手いこと隠し、生徒に伝えるのは回避できなくなる時間になってから
 という技術に長けているのは良く知っている。
 ふわふわとしたことりや基本的に人を悪く言わない穂乃果、
 真摯で真面目で目上の人には礼儀を持って対応する海未――
以下略



525:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/04(月) 20:39:46.23 ID:x5hn4Fkn0
未来の話をしていますが、
そろそろ理亞ちゃんルートも進めないといけません……。
推敲作業に手間がかかっていて公開できる状態ではありませんが、
原文はある程度先まで完成済みです。

以下略



526:名無しNIPPER[sage]
2019/03/04(月) 21:51:31.83 ID:W6AURWtpO
絵里ちゃん型アンドロイドとか絶対欲しい


527:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/05(火) 20:05:45.42 ID:tft65Zrg0
 大学にも通わず、かと言ってバイトに明け暮れることもない。
 ヒナや理亞と一緒にエロゲーの制作を続け、
 雀の涙ほどの黒字を成し得た際にはささやかな打ち上げもした部屋。
 制作環境や時間等の留意すべきことは数多くあれど、
 本来自身や理亞が得るべき給料を考えると、
以下略



528:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/05(火) 20:06:14.39 ID:tft65Zrg0
「私を満足させてみなさい」

 とのコメントともに頭を差し出したので、
 やれやれもうしょうがないなあって思いながら、
 全身全霊を込めて優しくなで上げたら、
以下略



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