49:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/10(月) 22:52:45.35 ID:jw/TSgdjo
・ ・ ・
「私には、守りたいものがあります。それは、彼女達の――」
プロデューサーは、右のポケットからスマートフォンを取り出した。
ホームボタンを素早く三回押し、画面を起動。
画面を見ず、流れるように暗証番号をに打ち込んでいく。
――3――4――6!
「笑顔です」
『LIVE――』
スマートフォンから、女性二人分の音声が発せられた。
そして、スマートフォンを銀色のベルトにかざし、
「変身ッ!」
プロデューサーは、言った。
『――START!』
大きな体を光が包み込んでいく。
光の粒子は、形を成していき――鈍く輝く、鎧を纏わせた。
「……」
鎧は黒を基調としたもので、所々白い箇所があり、まるで鋼鉄で出来たスーツ。
全身を覆う鎧の胸元では、ピンク、ブルー、イエローの宝石が輝いている。
頭部は、目つきの悪いぴにゃこら太のフルフェイスに覆われ、
その中の表情を伺うことは出来ない。
「仮面ライダー……プロデュース」
しかし、その仮面の下の瞳には、確かな決意が宿っているだろう。
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