過去ログ - 【オリジナル・安価&コンマ】宇宙を駆ける者たちの物語
1- 20
94:名無しNIPPER[saga]
2019/01/22(火) 21:22:07.57 ID:dw0sjwyM0
「…まあ、無難にライフルを二丁だろ。予備にもなるし、弾幕にもなる」

カリカリと印刷したカタログにチェックを入れていく。最低限はあれば問題無いはずだ。

「ん…?」

カタログの下側に、初めて見る武器の名前があった。

「ビーム…ザンバー…?」

近接装備と書かれてあり、外見もビームサーベルより若干太い程度だ。説明には、こう記されていた。

『シールドや重装甲だろうと、圧縮率の高い高出力のビームの刃が簡単に切ってくれます!』

出力は反則じみたエンジンを積んであるから問題はクリアだ。サイズ自体も、本体は小さいので支障は無い。

「…こんな売り文句を書くくらいだ。性能は信用していいだろ」

もし嘘っぱちだったとしたら、その時は訴えればいい。命が懸かっているのだから、それぐらいの権利はある。

「…輸送船に、こんな過剰戦力を置くのもどうなんだろうな」

搭乗者は誰になるか分からないが、乗る技術を持つパイロットは全滅した。

補充されないとしたら、自分が乗るしかない。操舵手の自分が。

「まあ、俺がいなくてもハロがいる。そう心配することじゃないか…」

カタログを転送し、ベッドに寝転がる。休暇が終わるまで、あと少しだ。


休暇残り 一週間

↓1 自由安価。ご自由にお書きください。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/600.32 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice