過去ログ - 須賀京太郎は静かに暮らしたい 菫「第2章だ」【咲-Saki-安価】
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910: ◆Rcg5z0T7ZfzG[saga]
2019/03/11(月) 00:50:29.43 ID:OudfcYoN0

健夜「この健夜と我が眷属から奪われた「人生」を取り戻すために奮闘し……」

健夜「遂には究極生命体に進化し、神と成ったこの健夜を倒した須賀京太郎を……尊敬しているんだよ」

アナザー京「……」

健夜「元々、この健夜と京太郎は似た者同士なんだ」

アナザー京「なに……?」

健夜「この健夜は……究極生物の力で「理想の世界」を創り上げ、赤土さんのような存在が生まれて不快な気持ちにならず、健やかに夜を眠ることを夢見ていた……」

健夜「そして京太郎は、この健夜に奪われた「人生」を取り戻し、自分と自分の大切な人の幸せを守って穏やかに暮らしたかっただけでしょ」

健夜「相容れない願望ではあったけど、根っこの気持ちは大して変わらない……」

健夜「そして、京太郎は…この健夜とは真逆のルートを辿って、「時を止める」というスタンド能力の究極の頂点に達した唯一の存在」

健夜「最終的にはこの健夜を打ち破って「人生」を取り戻し……シスターユキコというイレギュラーもあったものの……」

健夜「今現在、求めていた「平穏な生活」を手に入れているみたいだから、その邪魔はしないと決めたんだ」

アナザー京「……どうも信用できねえ。お前、そんな物分かりのいいヤロウじゃなかっただろ」

健夜「別に……。京太郎は、この健夜が尊敬できる唯一の存在で、止まった時の世界に入門してきたたった一人の同胞だからね」

健夜「あなたが生きている間くらい、私は健やかに夜を眠れなくても我慢できるよ。人間の寿命なんて、この健夜からしてみればほんのわずかの時間だしね」

アナザー京「……なるほどな。おれが死んでからは、邪魔する者もいねえから悠々と「理想の世界」とやらの建設に励もうってワケか」

健夜「……それじゃいけないの?自分の死後のことまで口を出す気なのかな?」

アナザー京「いいとは言えねえさ。おれの子々孫々が困るじゃあねえか」

健夜「ふぅん……ま、文句があるなら殺しに来なよ。私からは手を出すつもりはないけどね」

健夜「と、言っても……「平穏な生活」を送りたいなら、私と関わらない方がいいと思うよ。精神が分裂した今のあなたじゃ私には勝てないし」

アナザー京「……なら、なぜこうやっておれに関わり合いになってきたんだ?今になって……」

健夜「……それが、本題だよ」





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