過去ログ - 男「僕の生徒は亜人だらけ」サレム「例え5回目だとしても私は諦めない」
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506:亜人好き ◆HQmKQahCZs[sage]
2019/10/22(火) 22:02:11.82 ID:YPG1g4Ku0
「なに、これ」

ナタリー「彼女はいわゆるドッペルゲンガー。個を持たなくて誰かの姿を借りなければ人に認識してもらえない悲劇の種族」

ルーティ「うんうん。だからね君の存在。私がもらっちゃうよ。みゃはは」

「え?」

どういうことだろう。私はルーティで彼女はルーティじゃない。

目の前にいるルーティの顔をした彼女は嬉しそうににんまりと笑うと私の頭を撫でた。

ルーティ「今日から私がルーティなの。おめでとうハッピーバースデー。そして君も」

ルーティ「新しい人生の始まりなのだよ。みゃはは」

エグゾ「すまん。このままお前がルーティで生きていくことは無理だ。その歌声がある限り色んな奴から狙い続けられるだろう。たぶん親父もあきらめちゃいねぇだろうしな」

ルーティ「あなたが背負ってるもの全部私が背負ってあげる。歌声を失ったルーティ・リゲイアーとして全部持って行ってあげる」

ルーティ「だからあなたは今日から名前のないモブになって。私の人生を貴方が背負うのよ」

ルーティ「名前を呼ばれることのない私の人生を」

「えっと、だったら私は」

エグゾ「サポートは私が全部してやる。今後の人生も任せろ。だけどもうルーティとしてはいられない」

エグゾ「新しい一人として生きることになるんだ。全部リセットしてな。何言ってるかわからないだろうから今はゆっくり「わかったよ」え?」

「いいよ。私の全部あげる。ルーティを貴方にあげる」

「やたっ」

私の過去。汚い過去。嫌な本性。いいよ。

お姉ちゃんがいてくれるなら全部あげる。私が持っているもの全部あげる。私にはこれ以上負い切れないから。

さよなら、ルーティ・アクアトレス

さよなら、ルーティ・リゲイアー

さよなら………先生。


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