過去ログ - 千歌「ポケットモンスターAqours!」
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25: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/04/28(日) 14:07:15.33 ID:WoQi+oWD0

口の中に海水が流れ込んでくる。

とてつもない塩気が口内を満たしていく。

──不味い。

不味い。

目の前が暗くなっていく。

息が──

…………。

だ……め……。

だめ……だ……!!

この子は……この子だけは……助け……る……!

手を伸ばす……。

ラプラス……この子だけ……でも……。

外に……連れて……。

手の中でボールが揺れている…………。

ごめん……わた……し……。

……。


──ボム。


落ちていく意識の端で──聞き覚えのあるような音を聞いた気がした。





    *    *    *





鞠莉「曜……!! 曜!!」


わたしは僅かに気泡の浮かぶ水面を覗き込んで叫ぶ。


 「ロ、ロト…ここまでするつもりじゃ……」


端で無責任な発言をしているロトムを振り返って、


鞠莉「ロトム!! 曜の図鑑サーチ!!」
 「ロトト!?」


指示を出す。


鞠莉「早く!!」

 「た、たぶん縦穴の底に……」

鞠莉「そ、そんな……」


絶望的な言葉。わたしは……わたしはなんてことを……。


鞠莉「今いくから……!!」



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