過去ログ - 千歌「ポケットモンスターAqours!」
1- 20
26: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/04/28(日) 14:08:25.68 ID:WoQi+oWD0

白衣を脱いで、海に飛び込もうとする。

 「キ、キルゥー!!」

キルリアが腰にすがりついてくる。


鞠莉「キルリア!! 放しなさい!!」

 「無理ロト…人間が一人で潜るのは」

鞠莉「じゃあ、曜はどうなるの!!? わたしが、わたしが連れてきたから……!!」


わたしは思わずへたり込む。


鞠莉「何が……何が博士よ……。何も、何も出来てないじゃない……!!」

 「ロト…」

鞠莉「……一番足引っ張ってるの……わたしじゃない……」

 「……マリー……。……!! 図鑑の反応!!」


突然ロトムが声をあげた。


鞠莉「!?」

 「どんどん昇ってくるロト!!」


ロトムの言葉と共に

水面から──何かが顔を出した。


 「ゼニィー!!」

鞠莉「ゼニ……ガメ……」


その水面からは水色のカメポケモン──曜か千歌に渡すはずだった最初のポケモン。

そして、飛び出したゼニガメの頭上には──


曜「…………ぅ……」

鞠莉「……曜!!」


わたしはすぐに、ゼニガメの掲げた両腕の上に持ち上げられている曜を、水から引っ張りあげる。

曜は気を失い、ぐったりとしていた。


鞠莉「曜!! 曜!! しっかりして!!」

曜「ぅ……げほっげほっ……」


ちゃんと、息はある……!!


鞠莉「曜……!! よかった……!」

曜「ぅ……鞠莉……さん……私……」

鞠莉「もう……!! あんな無茶して……!!」

曜「……光って、溺れ……て……あ……、……あれ……“マジカルシャイン”……かな……? 私……助かって……? ……ラプ……ラス……?」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1953.04 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice