過去ログ - 千歌「ポケットモンスターAqours!」
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853: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/10(金) 02:10:20.44 ID:Q+x1d3Jo0

今度は横薙ぎに切り裂かれ、再び善子ちゃんが押し倒す形で二人共伏せて、ギリギリかわす。

船体に穴が空き、切り裂かれた壁面の先に、空が見える。


善子「しめた……!! アブソル、一旦ボールに!!」
 「ソル」

善子「逃げるわよ、千歌!!」

千歌「!! う、うん!!」

ダイヤ「ま、待って……!!」

善子「いいから、大人しくしなさい……!! 千歌、先行くわよ!!」

ダイヤ「ルビィ!! ルビィィィィィ!!!!」


善子ちゃんは、ダイヤさんごと無理矢理押し出すように、外へと飛び出す。

私もそれを追って外に続く穴に向かって走り出す。

このまま戦っても勝ち目がないのは私にもわかる。

でも……。

外への切れ目に手を掛けたところで、


千歌「……聖良さん」


私は確認したいことがあって、聖良さんに言葉をぶつけた。


聖良「……なんですか?」

千歌「……これが、本当に聖良さんが望んだものなんですか?」

聖良「…………」


私の言葉に聖良さんは逡巡したが、


聖良「……ええ、そうですよ」


聖良さんはそう答えた。


千歌「……そう、ですか……」


私はそれだけ確認してから、逃げるために、二人を追って空へと飛び出したのだった──。





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