過去ログ - 千歌「ポケットモンスターAqours!」
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852: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/10(金) 02:07:55.49 ID:Q+x1d3Jo0

聖良「その通りです……!! 純度を上げ続ける実験の最中、ある日空間を引き裂いて、その割れ目から現われたんですよ!! パルキアが!!」

ダイヤ「う、そ……」

聖良「嘘ではないですよ。これが現実です。私の実験は、理論は、間違ってなどいなかった……!!」

ダイヤ「まさ……か……!! まさか、こんな実験にルビィを使おうと考えているのですか……!?」

善子「!!」
千歌「え!?」

聖良「さすが、勘がいいですね。次の宝珠のために、ルビィさんには協力してもらおうと思っています」

ダイヤ「貴方は何を考えているのですか!? そんなことして何になると言うのですか!? やめてください!! 妹を巻き込まないで……!!」


ダイヤさんは今度は顔を真っ青にして、目の前の透明な壁を叩く。


聖良「……それは乗れない相談ですね」

ダイヤ「……っ!!!」

聖良「……ネタばらしはここまでにしましょうか、少し話しすぎてしまいましたね」

ダイヤ「……ルビィを!! ルビィを解放してください!!」

聖良「……私が得たパルキアの力……御覧に入れて差しあげますよ」


聖良さんがそう言うと、パルキアは腕を振り上げる。


善子「……!! なんかやってくる!?」

ダイヤ「ルビィ!! ルビィ!!? 聞こえますか!? 今すぐわたくしたちと逃げましょう!! ルビィ!!!」

善子「ダイヤ!! ここヤバイわよ!!」

ダイヤ「ですが、ルビィが……!!」

聖良「──“あくうせつだん”!!」

 「バァァーーーーール!!!!!!!」


パルキアが腕を振り下ろした。


善子「!! あーもう!!」

ダイヤ「!!」


善子ちゃんが咄嗟にダイヤさんに抱きついて押し倒す。

さっきまでダイヤさんが居た場所は──

アブソルの攻撃ではびくともしなかった強化壁を真っ二つに切り裂き、それどころか何層も下まで床ごと切り裂いて、切れ目の先に数階下の断面が見える状態になっていた。


善子「で、でたらめな威力……冗談じゃないわよ……!!」

ダイヤ「る、ルビィ!!」

善子「あんなのいくらジムリーダーでも無策で勝てるわけないでしょ!? 逃げるわよ!? アブソルも!!」
 「ソルッ」

ダイヤ「ですが……!!」

聖良「“あくうせつだん”!!」

 「バァァァルッ!!!!!!!」

善子「あぶなっ!!」

ダイヤ「!!」



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