過去ログ - 千歌「ポケットモンスターAqours!」
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/10(金) 15:40:48.89 ID:Q+x1d3Jo0
千歌「……これくらい余裕ってことかな?」
「フーディン」
フーディンは済ました顔で、降って来る岩次々と止める。
もう10個以上の岩塊がフーディンの頭上を浮遊している。
そして、余裕をかますように、
「フー」
片手をフリーにして3本の指を立ててみせる。
千歌「……30はいけるってこと?」
「フー……」
私の問いにフーディンは首を振る。
千歌「片手で30個?」
「フー」
フーディンは再び口の端を釣り上げる。
千歌「そっか」
私は再び、二匹への指示をしながら岩を割り砕く。
フーディンは次々と襲い掛かる、岩を止め──止め……。
その数、20……。
30……。
もうフーディンの頭上は岩に多い尽くされて空が見えない。
空中で静止した岩がドームのようにフーディンの頭上を覆い隠している。
千歌「……私たちが修行中に壊した岩の数ね」
40……。
千歌「正確な数は覚えてないんだけど……」
50……。
「フーディ……ッ!?」
千歌「たぶん、50個以上はあったんだよね」
「フ、フーディ……!!」
フーディンが凌ぎきるまで、あと少しという顔をした。
千歌「それを──綺麗に3つに砕いてたんだ」
つまり──150個だ。
「フーディ……!?」
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