過去ログ - 千歌「ポケットモンスターAqours!」
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/11(土) 11:15:05.35 ID:XqTkDbxP0
「ゲ、ル……」
……プカァと、水中に浮いてきて伸びていた。
花丸「やったずら! ドダイトス!」
「ドダイッ!!!」
花丸「さて……あとは転送装置の確認ずらね」
ブルンゲルがエネルギー源になっていたなら、恐らく装置は水中にあるはず……。
ドダイトスから降りて、砂浜を歩いて水に近付く。
花丸「……さて、どうやって確認しようかな……。マルの手持ちじゃ泳げないし……」
「ドダイ…」「リュー…」
花丸「……ブルンゲルは倒せたし、一旦曜ちゃんと合流した方がいいのかな」
マルは砂浜に背を向け、図鑑を開く。
曜ちゃんに場所を伝えて、来てもらえば確認が出来る。
マルは曜ちゃんと持ち場を入れ替えて──
花丸「えーっと……あれ? また通話切れてるずら……えっと、曜ちゃんと通信……」
マルは呑気にポチポチと図鑑を弄る。
──こんなことをしてる場合じゃなかったと気付いたのは、この数秒後のこと、
──ガクン。
急に後ろ向きに体を引っ張られる力を感じた。
花丸「──ずら!?」
そのまま、為す術なくマルは“ピンク”の触手に絡み取られて、水の中に引き摺り込まれる。
マルはそこでやっと思い出す、
確かにあのブルンゲルは──……つがいだった。
* * *
──上層、千歌、善子。
善子「ムウマージ! “マジカルフレイム”!」
「ムマァージ!!!」
ムウマージの周囲をぽっ、ぽっと炎が浮かび上がり、それを発射する。
「キィィィイイィィィィィ!!!!!」
その炎を掻き消すように、オンバーンが“かぜおこし”で吹き飛ばす。
だが、出来た隙に背後に回ったムクホークが、
千歌「ムクホーク! “つばめがえし”!!」
「ピィィイィィィィ!!!!!」
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