過去ログ - 千歌「ポケットモンスターAqours!」
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969: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/11(土) 13:15:18.44 ID:XqTkDbxP0

前方で突っ込んだギャラドスを巻き込みそうになるが、

 「ミロ…!!!」

ミロカロスがギャラドスに当たらないように、身をくねらせながら、“ミラーコート”で“はかいこうせん”を反射させる。

軌道の読めない、“はかいこうせん”は──


 「バァァァッ!!!!!!」


パルキアの横っ腹辺りを直撃し、怯ませる。


鞠莉「さっすが、果南のギャラドスとダイヤのミロカロスは息ピッタリだネ!」

果南「元々お互いのポケモンだからね」

ダイヤ「コイキング、ヒンバスだった頃が懐かしいですわね……!」


わたくしのミロカロスは元は果南さんが釣り上げたヒンバス。果南さんのギャラドスは元はわたくしの家の庭池にいたコイキング。

旅の途中で交換し、今ではお互いの水上戦のエースとなっている、わたくしと果南さんにとって、お互いがお互いの旧知の手持ち故に連携がとても取りやすい。

──さて、攻撃に関しては圧倒出来ているようにも見えますが……。


 「バァァァーール……!!!!」


パルキアはまだ余裕がある。


鞠莉「“アクアリング”の回復が早すぎる……!!」

果南「というか……聖良の様子おかしくない……?」


果南さんに言われて、聖良さんの方に顔を向けると、


聖良「…………」


聖良さんは目を瞑って静止していた。


ダイヤ「指示を出していない……!?」

鞠莉「……いや、あの“しらたま”を通して、“テレパシー”で指示してるんだと思う」

果南「そんなことできんの!?」

鞠莉「アレはある意味でパルキアの身体の一部のようなもの……逆にアレを使うには集中力が必要なんだと思うわ」


わたくしたちの会話に、


聖良「──さすがですね、鞠莉さん。素晴らしい考察と洞察だと思います」


聖良さんが声をあげる。


聖良「……やっと、コレの使い方がわかってきました……!」


と、同時に聖良さんが口角を吊り上げた。


鞠莉「……!? 二人とも伏せて!!」

果南・ダイヤ「「!?」」


鞠莉さんの声で、咄嗟に伏せる。


 「バァァァーーー!!!!!!!」



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