【艦これ】大鳳「衣食住に娯楽の揃った鎮守府」浦風「深海棲艦も居るんじゃ」
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◆UeZ8dRl.OE
[sage saga]
2018/03/08(木) 23:40:49.80 ID:NfR/XS+M0
「――そんな話はなかったが、拾ったのなら面倒を見ろ。着任申請は出しておく」
翌日提督執務室に連れていかれたアタシを待っていたのは、尋問や睦月への叱責でもなく、まるで捨て猫を拾った子供への対応だった。
この鎮守府、大丈夫なのかと悩むアタシの横では、ぴょんぴょん跳ねながら嬉しそうに腕を引っ張る姉の姿。うん、やっぱりダメかもしれない。っていうか眼鏡がずれるからやめて欲しい。
「あのさ、ちょっといい?」
「何だ? 分からないことは睦月に聞けば問題ないぞ」
「食料庫に忍び込んでた素性の知れない艦娘に何も聞かないの?」
「言いたいなら言えば良い。結果は変わらずここで面倒を見るだけだ。腹を空かせてボロボロの服で鎮守府に忍び込むしかないようなお前を放り出しなんぞしたら、俺はお前の姉に一生恨まれる。帰りたい場所があるなら話は別だが」
「それは……」
迷う。その言葉を信用していいのか、ここに居ていいのか、そもコミュニケーションというものがほぼ皆無な環境だったのだから、より一層頭の中で思考が縺れていく。
答えが出ず、急に渇いてきた喉が更に言葉をつまらせる。そんな時、不意に体が横へ引っ張られた。
「えと、何……?」
「大丈夫、大丈夫だよ」
心臓の音が、聞こえてくる。素性がバレていないかとか、ここに居たら迷惑をかけるんじゃないかとか、そんな考えが頭に浮かんでは、スーっと消えていった。優しく、温かい体温に包まれていると、自然と複雑に絡んでいた思考がほどけて、一つだけが残った。
「――アタシ、ここに居たい」
――目標を確認、これより特務を開始します。
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