【艦これ】大鳳「衣食住に娯楽の揃った鎮守府」浦風「深海棲艦も居るんじゃ」
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868: ◆UeZ8dRl.OE[sage saga]
2020/05/18(月) 01:30:02.28 ID:KMWHr9Kg0
「……どこから仕入れた」

「提督は自分が思っていらっしゃる以上に有名人ですよ。元帥の教え子であり、西の軍神と朱姫の同輩」

 嫌な名前の羅列に露骨に顔をしかめたくなったものの、それよりも完全に一部の人間しか知り得ない情報が出てきて更に提督は語気を強める。

「お前、本当に何者だ?」

「あなた様の瑞穂です」

「以前に居た鎮守府はどこだ、何の作戦に参加した」

「過去は捨てました」

「これは命令だ、答えろ」

「……蛇大将筆頭秘書艦、よく知っておられるであろう呼び名でしたら−−」

「お前があの“拷問姫”、だと……? いや待て、今も蛇大将は瑞穂を秘書艦としていたはずだ」

「影武者です」

「影武者って、お前……」

「立場的にこちらへ来るのに少々問題がありまして」

 人相手なら明らかに非人道的だと非難される作戦や実験を数々と実行してきた大将。人相手にも一切容赦なく大将の障害を排除してきた秘書艦。
 敵も多く、機密情報もそこそこ抱えた艦娘、更には大将の秘書艦娘ともなれば簡単に転属など出来ようはずもない。

「蛇大将も影武者の方もよく納得したな」

「元々お互いのことには口を挟まないという条件で秘書艦娘になっておりましたし、影武者の子も喜んで引き受けてくれました」

 それが真にせよ嘘にせよ、今までの中でも上位に入る厄介な存在だと分かり、提督は頭を抱える。その姿を見て、瑞穂はうっとりとした表情を浮かべた。

「うふふ、提督はやはりその何かに困っている状態のお顔が一番素敵です」

(よし、コイツとだけは絶対にケッコンカッコカリしない)



 翌日、提督の半径二メートルに近づくことを禁止された瑞穂が距離を保って常に追いかける微笑ましい光景が鎮守府にはあったそうな。


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