【R-18】由比ヶ浜結衣はレベルが上がりやすい
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221:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage]
2015/10/11(日) 23:51:13.65 ID:8fpHBoT9o
やがて熱を保ったままカップは空になり、どちらともなくテーブルへ下ろす。
コト、という軽い音がテレビの音声を現世に引き戻すスイッチ。雨音は何時の間にか疎らで小さく、雨脚はようやく弱まりつつあるようだ。
「……三限」
ぽつり、由比ヶ浜が呟いた。
三限、今日のことだろう。
「三限、出てなかったよね」
視線を落としたままの問い。多分これは会話のとっかかりで、内容自体はどうでもいいのだろう。
それでもその確認、少なくとも俺が三限に出席していなかったことを把握している彼女は、きっと俺のことを探し待っていたのだろう。その気持ちは優しく有り難く、しかしチクリと痛みを胸に残す。
「……何かあった?」
「別に……ちょっと体調が悪くなってな」
「そう、なんだ……今は大丈夫なの?」
「ああ、帰ってから直ぐ寝たし」
「うん……」
俺の言っていることは勿論嘘で、それは由比ヶ浜も把握していることだろう。
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