その剣士、サキュバス憑きにつき。
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114:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[saga]
2015/11/14(土) 12:31:01.65 ID:QMyGrB/UO



それは夢の世界の事であった。



夢魔「お別れは済ませたかしら?」

剣士「滞りなく」

美しい少女は笑う。
主人を見つめ、柔らかく笑う。


夢魔「……本当かしら。泣かせてないわよね」




この世界は、夢か、幻か。
まだ平和な世界に過ごす俺が見ている、悪夢なのか。
そうあって欲しいと、いつも願っていた。




剣士「……」

夢魔「申し開きはあるかしら。ふふふふ」

剣士「待て。あれは嬉し泣きだ。多分」





しかしやはり、ここは現世だ。

早めの野営を決め込み、明日に備えて眠りについた泡沫の夢の事なのだ。


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