その剣士、サキュバス憑きにつき。
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126:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[saga]
2015/11/30(月) 02:56:01.12 ID:WzxIEtOGO


ガッチャン!
ドッタン!バッタン!


夢魔「ただ少し誤解されているかしらね……こういう町も嫌いじゃないのだけれど」

お前にとっては食料の山ではないのか。




夢魔「他人を陥れるような卑しい欲、自己を満たす為だけの淫らな欲が渦巻いているわ」
夢魔「誰かと過ごす中でのささやかな願望や、想い人に抱く優しい愛欲……そういうものが私の好み」




……お前、本当に夢魔か?

夢魔「そのようなのよねえ。グルメでしてよ?」

流石に分からん。

夢魔「油の多い料理や強いお酒より、小鉢に入ったサラダや温かいミルクが好きってこと」

それなら、分からなくはない。しかし、俺の精は好ましくないのではないか。

夢魔「……バランス栄養食?」

人を滋養品扱いするな……。



「あいつは、あいつだけは……! おい、さっさと捕まえろ!」



別に、食べに行きたい奴がいれば俺の元を離れても良いぞ。

夢魔「くす、貴方はそれで平気なのかしら? 寂しそうな顔はさせたくないのだけど」

言ってろ。

夢魔「いやね、私だって操くらい立てるわ。貴方が居れば、それで充分よ」

どんなサキュバスだ……。



「くっ、どいてどいてどいて……!!」



夢魔「なんだか、あちこちで荒れてるわねえ。勇者さんは我関せず、といったところかしら?」


……チャキン。


夢魔「ま、お供するわ」


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