その剣士、サキュバス憑きにつき。
1- 20
133:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[saga]
2015/12/01(火) 17:18:47.22 ID:8IyOts+NO

少女「まあ、改めて礼を言うよ。あと、済まなかった」

剣士「……」

少女「それで、目的は何だ。金はやれないけど、身体で済むなら遊んでやっても良いよ」

剣士「何の為にわざわざ腕ごと捕まえて担ぎ上げたと思っている。痛かったろう」

少女「……まったくだよ、しっかり畳んで締め付けやがって」



俺は、まだこの少女が敵意を失ってはいない事を確信していた。
隙あらば背中を刺してくるだろうし、施しを受ければ何か盛られていると見て間違いない。
身を寄せるなんて、もっての他だ。

夢魔「貴方は生きづらいわね」

今回は本当に危ない。
……勘ではあるが。



剣士「お前は何者だ」

少女「ナニモノって。そんな大層なもんじゃないよ、あたしはただの孤児」

剣士「盗人か?」

少女「あー、はっきり聞くね……そうだよ、人のもん盗って生きてるクチ。もっと不幸な娘だと思った?」

剣士「予想通りではないが、大して変わらん」

夢魔「ちょっとマスター」

レディの扱いは苦手でな。



少女「あってて……思い切り腹やられると、マジで足立たなくなるんだな……」

それなりに強く拳を入れたつもりであったが、既に力が戻ってきているようだった。
鈍痛を堪えるようにして立ち上がるあたり、この手の修羅場は幾度となく潜ってきたのだろう。



少女「ってて、茶を沸かさせてくれ……」

剣士「……」

少女「あたしが飲むんだっつの。盛らねーよ」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
308Res/203.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice