139:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[saga]
2015/12/01(火) 20:09:06.51 ID:8IyOts+NO
魔剣士「刺さりそうな柄と重そうな頭、どっちが好きかしら?」
少女「うおっ、と、どっちも、嫌だね!」
バキィ!
少女「うわ床ヒビいった……!」
剣士「その、顔とか身体とか変わってないなら、言葉遣いを何とか……」
こんな機会でもないとなかなか貸してくれそうにないじゃない?
たまにはイイでしょ♪
魔剣士「さ、もう少し激しく行くわよ」
夢魔、いや違う。俺の身体が宙を舞い、窓の縁を蹴飛ばした。何やら不吉な音が鳴った気がした……建て付けを悪くしただろうか。
ギシッ……!
少女「や、やめろそれ高いんだよ……!」
天井の柱に手を掛けながら、不釣り合いに高貴な電飾をモップで釣り上げる。
ビュン、バリーン!!
少女「あああ痛え、ガラス飛んだぞ!」
放り投げた反動のままタンスに飛び移り、飛び降りながら大きく横薙ぎ。テーブルの上の色んなものが壁に吹き飛んだ。
少女は部屋に仕込んでいた暗器の在りかも滅茶苦茶にされ、逃げ回る一方である。
少女「や、やめろ戦うから外でやろう外でやってくれ」
魔剣士「んふ、覚悟は出来て? てあっ!!」
少女「いでぇ!?」
モップを傘立てに突き立て、垂直な棒に飛び上がる。俺らしからぬ身軽さで旋回したのち、体重の乗った蹴りが少女を捉えた。
彼女は勢いに吹き飛ばされるままコンロの横に激突し……。
魔剣士「そーら、よっと!」
ガシャアアアン!!
少女「――」
直後、自分のこめかみで大音を鳴らした傘立てに失神するのだった。
ゴトン、ジョワアア……。
魔剣士「やだ、そういえば火の元を止めてなかったわね」
剣士「もう勘弁してやれ……」
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