165:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[saga]
2015/12/17(木) 16:56:35.49 ID:GNDx2Ma+O
少女「ん、しょ」
しなだれ掛かる肢体を振り払えないまま、上半身が引き込まれていく。
口でしている呼吸は熱く、耳に甘い。
少女「やっぱ、ガッシリしてんな……」
剣士「っ、やめろ」
年相応ではない低い声は耳元でだけ強く震え、それでいて女の声である。
唇の皮が耳を掠めた時、ようやく我に返ってくる事が出来た。
こ、これで押し切られてはいけない。精を与えなければいけない事はそうなのだが、夢魔の見ている前で、しかも、こんな幼い少女にそんな。
しかし気持ちとは裏腹に、睦み合う男女のように身体は寝所でもつれ合う。
少女「――アタシさ。いつも好き放題に使われるもんだから、好き勝手できるのは新鮮だわ」
剣士「な、なら尚更よせ! された側がその後どれだけ虚しくなるものか知っているだろう!」
少女「うるさいなぁ」
剣士「おい夢魔、見ているんだろう。すまなかった、止めてくれっ」
少女の細腕は背に回り、首と首を密着するように抱き合わせる。
少女「もう動けないんだし、諦めなって。今度は殺そうってワケじゃないんだしさ……ちゃんと、良くしてあげるから」
剣士「お前のような幼子に、こんなことをさせるわけにはいかん。そっちこそ、諦めてくれ」
少女「やだよ、結構腹ペコみたいだし。それとも何、他の男を食べに行っても良いの?」
剣士「それは、別に……」
少女「…………」
剣士「…………」
少女「もうヤっちゃえってさ。まあ、アタシも怒るわ。そりゃ」
な、何でなんだ……!?
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