その剣士、サキュバス憑きにつき。
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183:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/02(土) 17:10:07.31 ID:eS/Bq8yeO



夢魔「……お目覚めかしら」



夢に落ちると、そこはベッドの上だった。
ただそのベッドに果てはなく、薄く心地の良いシーツが延々と広がっている。

それをベッドと理解できるのは、傍らに座る存在のあるが故か。


剣士「あと5分……と言ったらどうする」

夢魔「貴方は、私を5分も我慢できる気でいるの?」

剣士「お前のする事で、時々歯止めの利かない激情に襲われる」

夢魔「あら、私は罪な女ね……」



柔らかい布に手を付き、起き上がる。
女豹か狼のように襲いかかろうとする使い魔が、赤い視線を向けていた。



夢魔「では、改めてこんばんは。ご主人様、何か言い残すことはあるかしら?」

剣士「弁明を。」

夢魔「それは聞いてあげない。大丈夫よ、別に取って食おうという話じゃないの」

剣士「……済まなかった」

夢魔「済んじゃったものね。まあ、私から言うことと言えば」





夢魔「この変態。」





剣士「…………」

これは、堪えるな……。


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