その剣士、サキュバス憑きにつき。
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89:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[saga]
2015/11/07(土) 13:30:03.15 ID:JohJIGKpO

剣士「……そっちを欲しがった覚えは無い」

夢魔「ふふ。相変わらず嫌な男ね」

剣士「お前も相変わらず変わり者だ。枯れたような男のどこが興味を引いたのか」

夢魔「あらぁ? こないだ涸れてはいないって自分で証明したんじゃなくて?」

剣士「……やめてくれ」



夢魔「まあでも」



夢魔の白い指があごを伝う。
ここは夢……いつの間にか両の手足が動かせなくなってもおかしくはない。

夢魔「私は欲しいのよねえ。貴方の唇……貴方の精が」

剣士「好きに吸え。今日のお前を労わない主にはならん」

夢魔「ふうん。縛っちゃったのに余裕じゃない」

剣士「好きに吸えと言った。縛らなくても同じ事だ」

夢魔「はあ」


パチン。


ため息と共に夢魔が指を鳴らす。突っぱねすぎたかと思ってハッとするが、どうやら俺を寝かせるベッドを用意しただけのようだ。

夢魔「そこに寝て」

剣士「……。いや、動かんぞ」

夢魔「じゃあ、押し倒してっ……あげる」


匂やかな唇が触れた。


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