101: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/06/07(火) 22:33:28.23 ID:5iaVKsYY0
今日は娘と一緒に街へ出ていた。この街は戦争の影響で人が流入し大きくなったところだが、そういうことで地元民と入植者が軋轢を起こしていないと言う、ちょっとした奇跡の場所だ。
おかげで、俺のような人間でも居つくことができて、娘も奴隷という目で見られることもない。まぁ、誰しもがそうじゃないと言えば嘘ではあるが、そういう生活しやすさでは首都の方が劣るだろうな。
首都か。行ったのは騎士として任命式を受けた時と、戦争の宣誓、後は親父の商売の付き合い程度だが、あそこまでの綺麗さは、俺の感性に合わなかったな。
商家とはいえ、一時は王家ご用達の名家だったことを思えば、俺もやっぱり貴族という扱いなんだろう。あの綺麗さは嫌で仕方なかった。
そしてなにより、家で一番嫌だったのは、親父が自分に一番似ているのは俺だと言っていたことだ。
337Res/120.23 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20