149: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/11/13(日) 04:47:04.55 ID:esuOe+g80
娘の様子が不安になり覗き込んでいると、いきなり目を開けた。しばらくぼんやりしていたが、目の前に俺の顔があるとわかると、今度はホッとした表情を見せた。
「うなされていた。夢見が悪かったようだな」
少し間を置いてはいと娘は頷く。最初は感情に動きがないと感じていた娘だが、ここのところ徐々にそう言ったところを見せてくれることは喜ばしい。だからこそ、どのような夢だったのかも知りたくなってしまう。
「何を見たんだ?」
命令、とはつけられなかった。今でも夢を思い出してか、つらそうな表情をする娘に対して強制じみたことをする気はなかった。
奴隷に対してこう接する雇用主もいないだろうが、娘のことを奴隷などと本気で思ったことはない。だから、甘いということだろう。
337Res/120.23 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20