212: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/06/13(火) 00:49:56.03 ID:VeJShKpJ0
身体の重さで意識を取り戻す。ゆっくりと瞼を開き、光を取り込む。左右を見ると整えられたベッドの上で、仰向けになり眠っていた。戻りつつある記憶が、昨日抱きしめた娘の温もりを思い出させて、それが夢であったかのように思わせる。
身体を起こして、布団を横にどかす。するとシーツには、鮮血の痕が残っていた。
「だよ、な」
夢でなかったことに、喜びを覚える。娘を自分のものにした征服感による幸福、しかし、それと同時に娘がいないことが気がかりだった。着替えの準備がきっちりされているところを見ると、先に起きたのは間違いないだろう。
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